エボシカメレオンの飼い方

どんな動物?

爬虫類をペットにするのももはや珍しいことではなくなりました。

中でも人気が高いペットとしてカメレオンがあります。

同じ爬虫類の中でも、蛇やワニのように危険性が少なくまたどこか愛嬌の感じられるカメレオンは爬虫類全体が大好きという人でなくても比較的親しみやすい動物です。

しかしそんなペット用として人気のカメレオンですが、実際に飼育するとなるとかなりの苦労があります。

というのももともと熱帯で生息をしてきた生物であるカメレオンは日本国内で飼育するにはかなり環境への適応が難しく、細かく室内の気温や湿度の管理をしていかないといけないからです。

また意外なことにカメレオンは全体的に神経質で臆病な性格をしており、ちょっとしたことで大きなストレスを感じそれが寿命の低下につながってしまうこともあります。

カメレオンの中にもいくつか種類があるのですが、その中でも飼育しやすい種として知られているのが「エボシカメレオン」です。

エボシカメレオンはその名前の通り頭の形がちょうど日本の昔の装束である烏帽子をかぶっているかのように三角形に尖った形をしており、大きな目と派手な体の模様が特徴です。

カメレオンには他にパンサーカメレオンやテングカメレオンなど非常に特徴的な模様や形をしているものがあるので、気に入った形のものを探してもらいたいと思います。

主な食料と生活環境

カメレオンが全体的に飼育しづらいとされているのが、「動いているエサや水でないと口にしない」ということがあります。

つまりヘビやカエルの場合にはエサを置いておけばそのまま食べてくれるのに対し、カメレオンはピンセットなどで与えたエサは食べてくれないのです。

もっと面倒なのが水で、水入れの容器に入れただけでは口にしようとしません。

ですのでカメレオン用のケースでは数滴ずつ滴り落ちるようなしくみのウォーターボトルを用意しておかないといけません。

個体の中には飼い主さんや飼育環境に早く適応してピンからエサを食べてくれたりすることもあるようですが、どんなふうに成長していくかを完全にコントロールすることは難しいでしょう。

なお主なエサとなるのは小型昆虫で、餌用として販売されているコオロギやミルワームなどといったものを与えると自分で捕獲して食べます。

他にも種類によっては果物の果実や葉などを食べることもありますが、やはり主な食事は昆虫です。

温かいところを好むカメレオンですが、かといって暑いところに置いておけばよいというわけでもありません。

特に直射日光があたる場所では強い紫外線がカメレオンの目を傷つけてしまうこともあるので十分に日当たりには注意をしなければいけません。

飼っていく上での注意点

カメレオンの一番の魅力は感情や周囲の環境により体の色が変わるということです。

飼育をしていてしょっちゅう擬態をするということはないでしょうが、それでも興奮したり警戒したりするときには体の表面の色に変化が見られます。

エボシカメレオンの場合成体となったときオスとメスとで模様が異なるというところも魅力です。

オスのエボシカメレオンは緑の地に黄色い縞模様ができるのに対し、メスのエボシカメレオンは黄緑のラインに紺色の斑点が多くついていきます。

またメスは妊娠中には全く違った色になるのでもし繁殖を考えているならそうした変化にも注目です。

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Categories: 爬虫類