チンチラの飼い方

どんな動物?

チンチラは柔らかい毛並みを持った中型のネズミ科の動物です。

今ではペット用として広く流通するようになりましたが、以前までは毛皮の材料として大量に採取や飼育をされてきたということもあり、年配の人たちにとっては「チンチラ=コート」といったイメージを持たれていることもあります。

チンチラという動物を正確に説明するとげっ歯目チンチラ科チンチラ属ということで独自の分類による特徴の大きな生物とされています。

ほかの動物と比較をする場合にはペットとしておなじみのモルモットとかなり近い生態をしています。

ですのでハムスターやハツカネズミと比較すると二回りくらい体が大きく、個体によってはウサギくらいになるものもあります。

ただげっ歯目ということから前歯が長く丈夫であるということが大きな特徴となっており、室内に放し飼いにしていると柔らかい木材の家具や柱などをガジガジとかじってしまうということもあります。

灰色の柔らかい毛並みと大きな耳が見た目の特徴になっており、人にもよくなつくので始めてペットを飼うという人にとってもおすすめできる動物です。

主な食料と生活環境

チンチラを飼育するための情報は比較的集めやすく、専用に器具やエサも多く販売されているのでそれほど困ることはありません。

ほとんどの設備は「チンチラ用」として売られているので初めて購入をするならそうしたものを一通り購入しておけば間違いありません。

飼育セットとして一般的に挙げられるものとしては、ケージ、床材、ウォーターボトル、エサ入れ、かじり木、隠れ家、砂浴び容器といったものです。

ケージはハムスターやハツカネズミ向けのものよりもやや大きくして、できれば回し車を入れてあげるのがよいでしょう。

このとききちんとチンチラの体格にあう「チンチラホイール」として販売されているものを選んであげてください。

またチンチラは大きめのおもちゃや隠れ家が大好きなので、トンネルやかじり木をあちこちに配置するなどちょっと運動しやすい環境を整えてあげると喜びます。

またげっ歯目なので伸びてくる歯を削るためにどうしてもかじり木が必要になります。

かじり木を置かずにトンネルを設置しているとその周辺をガリガリとかじってしまうということもあるのできちんと丈夫な樹を入れてあげるようにしておきたいところです。

体が大きい分運動量もかなりあるので、ケージはあまりギリギリのものではなく少し余裕をもって動けるサイズにしてあげた方がよいでしょう。

飼っていく上での注意点

チンチラは運動量も多く他のネズミ科の動物に比べてかなり力も強いので、弱い設備は運動で簡単に壊してしまいます。

特にウォーターボトルは小動物用のものをそのまま設置しているとものすごい勢いで飲んでしまうので買ってすぐに破壊されてしまったなんていう話もよく聞かれます。

運動用の器具もそうですが、できるだけ丈夫なものを選んであげるのが安全面の配慮になります。

またチンチラをこれから飼育する人たちに絶対に知っておいてもらいたいのが、過去に毛皮の採取のために乱獲されたという歴史です。

現在ではチンチラは絶滅の恐れのある野生動植物を制限するワシントン条約によって取引を規制されています。

ただしこれは一般向けのペットとして流通する場合には適用されないのでチンチラを飼っているからといって直ちに何らかの違法行為とされるというわけではありません。

ですがかつてはその動物を捕まえて大量に毛皮にしていたという歴史があるということを知っておくだけでもよりそのペットを愛したいという気持ちを持つことができるものと思います。

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Categories: 小動物