ハツカネズミの飼い方

どんな動物?

ハツカネズミはペット用として販売されているものもありますが、基本的には実験動物としてよく知られている生き物です。

よく動物実験で聞く「マウス」とはハツカネズミのことで、「ラット」はドブネズミのことを指すものです。

ただ実験用とはいえ長年人間に飼われてきたということで飼育方法はかなりしっかり周知されており、ペットとして飼うときの製品選びに苦労をするということがありません。

ドラマ「アルジャーノンに花束を」で主人公がペットとしてマウスを飼っていたというシーンが印象的であったということもあり、好んでペットにする理系学生などもいるようです。

しかし実験用ということを除いて考えればハツカネズミはハムスターとかなり近しい種族であり、尻尾が細くて長いということと毛並みの色が真っ白であるという点の違いはあるものの、生態はほとんど同じです。

ペットショップで見かけるハツカネズミの中にはペット用ではなく、他のペットである爬虫類など肉食動物の生き餌として飼われているというものも多くいます。

何かと損な役回りばかりをさせられているハツカネズミだからこそ、愛情をもって育ててあげるペットとしての価値はあると言えるでしょう。

主な食料と生活環境

飼育は基本的にはハムスターとほとんど同じようなもので十分です。

ハムスター用のケージとして売られているものであれば体のサイズもちょうどよいですし、しっかり飼い主さんが管理していればそうそう脱走ということもないでしょう。

気をつけたいのが鳥用のケージや水槽として販売されているプラスチックケースを使用する場合です。

鳥用のケージは出入り口が取り出しやすいように扉が上下に開くようになっています。

これはそのままにしておくとちょっとしたはずみで開いてしまい、そこから逃げ出してしまわれることもあります。

ですのでロックがかからないタイプのケージを使用する場合にはピンや洗濯バサミなどでしっかり開かないようにしておく工夫が必要です。

プラスチックケースの場合も同様で、上部を開いたままにしておくと簡単に脱走するのできちんと蓋を閉じておくようにしましょう。

置き場所としてはできるだけ暖かくて乾燥した空気のところにしてあげてください。

ハムスター同様ハツカネズミも寒さや湿気には弱く、すぐに病気になってしまいます。

逆に暑すぎてもすぐに倒れてしまいますので、できるだけ温度や湿度には気を使ってあげるようにしましょう。

エサは種エサとして売られているものを体の大きさの1割くらいまでの量を一日あたりに与えていきます。

基本的にハムスターと体質は同じなので、時々野菜やドライペットなどを混ぜて栄養バランスを考えてあたえてあげればよいと思います。

飼っていく上での注意点

ネズミ類全体に言えることですが、ハツカネズミは夜行性であり夜に活発に運動をします。

ケージの中でも十分運動ができるように回し車を入れてあげてほしいのですが、それを使って回るのは大抵は夜中の時間帯です。

そのためワンルームマンションなどで飼っていると夜熟睡している時間中にカラカラといつまでも車を回してうるさいという問題も出てきてしまいます。

また多頭飼いをするときに雌雄を同じケージに入れてしまうと瞬く間にたくさんの子供を産んでしまいます。

ハツカネズミは一年中子供を産むことができる多産動物で、気が付くとたくさんの赤ちゃんがいたなんてこともあるので十分に注意してください。

狭いケージのなかに沢山のネズミがいるとケンカをしたりストレスから共食いをしたりするのでそのあたりも注意しておきたいところです。

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Categories: 小動物